ゆるやかな坂を上がっていく。
山門を抜けても、また少し登る。
龍安寺では、どこか山を登っているような感覚がありました。
ふと視界が開けると、池が静かに広がっていました。
境内を歩く
鏡容池は木々に囲まれ、その姿が水面に静かに映っていました。
歩くにつれて景色は少しずつ移ろっていきます。
けれど呼吸は、ゆっくりと整っていきました。
その時間の中で、季節ごとにまた違う景色が広がるのだろうと思いました。
さらに奥へ歩を進めました。

石庭の前で過ごした時間
庫裡から方丈へ入ると、石庭が見えてきました。
白砂と石だけの、何もない空間。
時間が止まっているように感じられます。

そこに座り、しばらく庭を眺めていました。
やがて、石を見るでも、砂を見るでもなく、
ただ、ぼうっとしている時間が流れていきます。

頭の中がすっと静まり、ただその場所に座っていました。
どのくらい座っていたのかよく覚えていませんが、
その場を離れる時には、すっきりとした気持ちになっていました。
石庭から茶室を巡り、歩いていると、
かすかな水音で足が止まりました。
つくばいが静かに水をたたえていました。
ささやかではありますが、不思議とその場に引きとめられるようでした。

龍安寺とは
大雲山龍安寺は臨済宗妙心寺派の禅寺で、1450年に細川勝元によって創建されました。
枯山水の石庭が有名で、境内には鏡容池という大きな池があります。
その静かな空間は、今も変わらずそこにありました。
まとめ
鏡容池で移ろう景色を眺めたあと、石庭の前に座ると、時間が止まったように感じられました。
ただ庭を眺めていた時間。
何かを考えるでもなく、ただそこにいるだけの時間が流れていました。
普段は止まることのない思考が、静かに落ち着いていくような感覚でした。
またふと立ち止まりたくなったときに、訪れたい場所です。
最後に、感じたことを英語でも書き留めておきます。
English Reflection
At Kyoyochi Pond, I watched the changing scenery.
In contrast, the rock garden felt completely still.
Sitting in front of the garden,
I found myself simply looking at the space.
Without thinking about anything,
my mind slowly became still.
ちびくま
基礎情報(所在地・アクセス・拝観時間・拝観料)
■ 所在地
京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
■ アクセス
電車利用
・京福電鉄 龍安寺駅下車 徒歩7分
バス利用
・JR京都駅から 京都市バス 50系統「立命館大学前」下車 徒歩7分
・阪急電鉄 大宮駅から 京都市バス 52・55番系統「立命館大学前」下車 徒歩7分
・京阪電鉄 三条駅から 京都市バス59番系統「龍安寺前」下車すぐ
※下記に龍安寺周辺の地図を掲載しています。
■ 拝観時間
12月1日~2月末日 8:30〜16:30
3月1日~11月30日 8:00~17:00
※行事等により変更あり
■ 拝観料
大人 600円
高校生 500円
小・中学生 300円
※詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。
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場所によって、静けさのあり方も少しずつ違っているように感じました。

