鷹峯源光庵を知ったのは、「そうだ 京都行こう」のCMでした。
丸い窓と四角い窓、「見てみたい」と思いました。

鷹峯の静かな住宅地をバスで通り過ぎ、源光庵に着きました。
境内は静かで、人の姿がありませんでした。

源光庵新緑の境内写真
静かな境内

堂内に入るとすぐにあの窓が見えます。
窓からはやわらかな光が差し込み、畳をふんわりと照らしていました。
初めて行ったのは新緑の季節で、
緑の景色が片方は丸く、もう片方は四角く切り取られています。
紅葉の季節にも訪れたことがありますが、そのときとはまた違う静けさを感じました。

悟りの窓

丸窓の前に座ると、外の景色は明るく丸く浮き上がって見えました。
「悟りの窓」と呼ばれるこの窓は、禅の心を表しているといわれます。
外の緑や光が、丸いかたちの中で静かにまとまっていますが、
その先に広がりを感じさせる窓です。
丸く切り取られた新緑を見ていると、気持ちも柔らかくなっていきます。
何も考えず、ただ見ていたいと思える窓でした。

源光庵の丸窓(悟りの窓)の写真
悟りの窓

迷いの窓

角窓は、「迷いの窓」と呼ばれ、人生の苦しみを表しているといわれます。
目の前にすると、丸窓とは少し空気が違います。
どこか気持ちが引き締まるような静けさがありました。
そこから見える新緑は太陽に照らされ、鮮やかな色をしている分、
内側が暗く感じられます。
明暗を感じていると、「現実もそうだよな」という気がしてきます。
窓を見ているけれど、自分と向き合っているような気分になりました。

源光庵の各窓(迷いの窓)の写真
迷いの窓

まとめ

「あの窓からの景色はきっときれいなんだろうな」と思って訪れましたが、
実際に訪れてみると、きれいさ以上のことを感じました。
丸窓と角窓は、どちらも同じ景色を映しています。
けれど、そこで感じたものは少し違っていました。
源光庵は、何かを教えてくれる場所というより、
静かに自分と向き合う時間をくれる場所なのだと思います。

最後に、感じたことを英語でも書き留めておきます。

English Reflection

Sitting quietly before the windows,
I felt time slow down.
The round window seemed open and gentle,
while the square one felt still and inward.
Both quietly invited me to look within.

ちびくま

鷹峯源光庵基礎情報(所在地・アクセス・拝観時間)

■ 所在地
京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47−47

■ アクセス
バス利用
・JR京都駅より京都市バス6系統 鷹峯源光庵前下車
地下鉄利用
・京都市営地下鉄烏丸線北大路駅下車、北大路バスターミナルより京都市バス北1系統 鷹峯源光庵前下車

光悦寺がすぐ近くにあり、あわせて訪れることもできます。

※下記に鷹峯源光庵周辺の地図を掲載しています。

■ 拝観時間
9:00〜17:00(受付終了16:30) ※季節・行事によって変更あり

※詳細・最新情報は公式サイトをご確認ください。

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